あかちゃんにどうやって言葉を教えるの?言葉が遅いと悩むママに伝えたいこと。
あかちゃんってどうやって言葉を覚えるの?
あかちゃんに言葉を教える必要ってあるのかな?
と疑問に思うママは多いですよね。
結論からを言うと言葉を教えようとするより、
楽しく言葉で会話するのが一番です。
なぜなら他者との関わりの中で
「伝えたい」「共有したい」
という意志の中で言葉が生まれてくるからです。
また、言葉は体の発達に合わせて出てくるように
なります。この記事では言葉の発達のために
日常のなかで取り入れられる関わり方を
私が保育士、ママとして経験した中から
ご紹介していきます。
子育てのひとつの意見として参考にして
もらえたら嬉しいです!
①声かけをする
まだ言葉を発することが出来ない赤ちゃんも
大人の声はちゃんと聞いています。
周りの言葉を聞いて覚えていくので、
たくさんの言葉に触れられるように
心がけていました。
例えば、
・「〇〇だね」
などと子どもに声をかける
・夫婦間等での会話を多くする
・家族以外の人に会う経験をさせる
等です。人との関わりの中で言葉に触れる
機会を増やしてあげると、大きくなるにつれて
聞いていた言葉ややり取りから
言葉の使い方を覚えていきます。
また、赤ちゃんに話しかけるときは
ゆっくり表情を見せて話しかけるように
していました。
②指さしをした物の名前を言葉にする
成長段階のなかで指さし行動が見られるように
なってきます。
子どもが指さしをしたものの名前を
言うようにしていました。
犬を指さしたら、
「いぬだね~!」
「わんわんってないてるね~」
等言葉をかけてあげます。
子どもは犬なんだ!と少しずつ理解し
言葉を獲得できるようになってきます。
また、物を取ってほしいなどの要求を
するときに指さしをすることがあります。
その時にも、
「〇〇取ってほしいの?」
など大人が言葉にしてあげることも
していました。
③子どもの行動など気持ちを代弁する
言葉として出なくても、成長とともに
うなずく、首を振るなど様々な行動や動作
を見せてくれるようになります。
その時には子どもの気持ちを代わりに大人が
言ってあげます。
「いやだったんだね」
「これがほしいんだね」
などです。
大人が声をかけているうちに、
首を振って「いや!」
うなずいて「うん!」
等と言葉の使い方や意味を少しずつ覚えて
いきます。
④絵本に触れる
絵本からも言葉にたくさん触れることが出来ます。
年齢にあった絵本を選んであげることを
おススメします。
絵を見せてあげながら読んであげると
色々な言葉や音を楽しむことができます。
成長とともに言葉や音の真似っこ遊び
が始まります。
この時にも指をさしたら、
「〇〇だね」などと答えてあげることで
コミュニケーションが取れるのでおススメです。
⑤先回りしない
1歳前後~子どもから要求を動作などで
要求してくれるような場面が増えてきます。
ですが大人が先回りしてやってしまうと、
子どもは要求を動作で表現したり、
言葉を使わなくても要求が通ってしまうので、
動作や言葉など使わなくても済むように
なってしまいます。
子どもが要求していることが
分かっても、
「〇〇だったの?」
「〇〇がほしいの?」
など子どもとコミュニケーションをとりながら
関わることをおススメします!
⑥体を思い切り動かして遊ぶ
言葉が出るには、体の発達も大きく関係
しています。体の筋肉が発達し、
順に口周りなど細かい部位の筋肉も
鍛えられていきます。
体をたくさん使って、遊ぶことも大切です。
私も言葉を覚えてほしいという気持ちから
言葉のことばかり気持ちがいって
しまっていましたが、体を動かすことの大切さ
を知ってから体を使う遊びも大切にするようになりました。
⑦個人差がある
子育てをしていると、うちの子は言葉が
遅いんじゃないか?と周りの子と比べて
不安になってしまうことは良くありますよね。
言葉の発達には個人差があります。
親子でのコミュニケーションを大切にして
焦らず、楽しく子育てしていきたいですね!
とはいえ、子育てに不安はつきものです。
赤ちゃんのうちは特に健診などたくさん
あるので、心配なことや不安な事は健診などで
相談するのも心が軽くなるかもしれません。
⑧【さいごに】言葉はたのしく使うもの
大人も子どもも、言葉は人との意思疎通をする
為のたのしい道具です。
それを小さいうちから子どもに知ってもらうことが
一番大切だと子育ての中で感じています。
「おいしいね~」と共感できる
「すきだよ~」と気持ちを伝える
「いや!」と主張できる
今の子どもの表情や表現など今しかないものです。
言葉がまだ出ていなくても、たくさんの
今しかないサインがあります。
そのコミュニケーションを楽しみながら
育児していきたいですね!
まとめ
言葉を教えようとするより、言葉は楽しいもの
と知ってもらうことが一番です。
こどもとの関わりの中でできることは以下の8つ!
・声かけをする
・指をさしたものの名前を言う
・子どもなどの気持ちを代弁する
・絵本に触れる
・先回りしない
・体を思い切り動かして遊ぶ
・言葉には個人差がある
・言葉は楽しいもの!楽しく子どもとのコミュニケーションを取ろう!
何歳までにはこれくらい話せていないといけないということは、
厳密には当てはまりません。
ひとりひとり違うものです。
少しでも言葉が遅いと悩むママの気持ちが楽になると嬉しいです。