とれんどりさーち

エンタメのひと時

はやぶさ2の目的をわかりやすく解説!小惑星リュウグウのサンプルは?エンジンはどうなってる?

小惑星探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウの石や砂を地球に持ち帰ってきました。

 

はやぶさ2が宇宙に飛んだ目的はなんでしょうか。

小惑星リュウグウの石や砂を地球に持ち帰ってきて何を調べるのでしょうか?

 

▼今回まとめた内容はこちらです

早速本題に入りましょう。

 

はやぶさ2の目的は? 

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小惑星から石や土などのサンプルを持ち帰り
その小惑星の起源を調べたり

地球の海の水がどこからきたのか、

地球の生命の源は何だったのかということを調べるミッションも担っています。


はやぶさ2」は「はやぶさ」の後継機です。


はやぶさ」も世界で初めて小惑星イトカワから

サンプルを持ち帰ることに成功したのですがトラブルもたくさんありました。

そのトラブルを克服し、より確実にミッションをこなすための新たな施策についても

はやぶさ2」はデータを取っています。


小惑星探査機自体の性能アップの目的も担っているのがはやぶさ2です。

 

はやぶさ2の目的値は小惑星リュウグウ

今回はやぶさ2が向かったのは小惑星リュウグウです。

前回のはやぶさが向かった小惑星イトカワと何が違うのでしょうか?

 

小惑星リュウグウ

太陽系が生まれた頃の水や有機物が、今でも残されていると考えられている小惑星になります。

小惑星リュウグウはC型といわれる分類で、前回「はやぶさ」がいった小惑星イトカワはS型と呼ばれる分類になります。

C型小惑星には、水や有機物が多く含まれていると考えられているので

地球の生命の起源を調べるためにも、より役に立つサンプルが取れると考えられたのです。

 

小惑星リュウグウの距離・大きさは?

はやぶさ2が向かった小惑星リュウグウは地球から約3億kmはなれたところにあります。

 

約3億㎞とは光の速さで約16分で到達する距離です。

(光の速さは30万㎞/秒)

 

大きさは約900mのほぼ丸い形をしている惑星と観測の結果判明しています。

 

小惑星リュウグウ

大きさ     :約900 m
形       :ほぼ球形
自転周期    :約7時間38分

引用:はやぶさ2プロジェクト

 

はやぶさ2のカプセルには何が入っていた?

はやぶさ2が持ち帰ったカプセルには、

小惑星リュウグウに2度着陸したときに採取した石や砂などが5・4グラム入っていました!

 

地球から約3億㎞はなれた小さな小惑星に2回着地してきちんとサンプルを持ち帰ってくるなんてすごいです。

 

生命の起源について研究が進むのが楽しみですね!

 

はやぶさ2 エンジンはどんな仕組み?

はやぶさ2のエンジンはどんな仕組みなのでしょうか。

遠くの小惑星に行って帰ってくるまでに、大量の燃料が必要な気がします。

どのようなしくみで、長距離飛行を可能にしているのでしょうか。

 

エンジンはイオンエンジン

はやぶさ2に搭載のエンジンは、超低燃費「イオンエンジン」です。

こちらはNECが設計と製造を担当しています。

燃料には「キセノンガス」を使用しており、

このキセノンガスをイオン化して電気的に噴射して、飛びます。

一般的な、ロケットエンジンよりも10倍燃費がいいそうです。

 

まとめ

はやぶさ2が小惑星リュウグウに行きサンプルを持ち帰ってきた目的、入っていたサンプルが何か、また、エンジンの仕組みについてまとめました。

持ち帰ってきたサンプルが太陽系が生まれた頃の水や有機物に近いものだなんてワクワクしますね!

地球の生命の起源について、研究が進むことを楽しみにしています。