とれんどりさーち

エンタメのひと時

うちの子変?子供のお昼寝が長くて心配…不安な気持ちの解決方法と睡眠にまつわるチェックポイント

子供のお昼寝が長すぎて、

不安な気持ちを抱えたりはしていませんか?

 

思うように寝てくれないと親側も疲れてしまいますし、

子供の成長なども心配になりますよね。

 

今回はそんな不安な気持ちを払拭すべく、

お昼寝の時間や気をつけたいポイント、改善方法や

子供の睡眠障害に関してなどご紹介いたします。

 

 

どのくらいが平均?お昼寝の時間

 

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ではまずざっくりと子供のお昼寝の時間を見ていきましょう。

 

・生後2〜8ヵ月 2時間30分〜3時間半程度

・生後9〜3歳 2時間〜3時間程度

・4〜5歳 1時間〜徐々にしなくなる

 

上記が平均の時間です。

3歳以降は、徐々に昼寝が少なくなっていきます。

もちろん睡眠(お昼寝)は個人差があります。

5歳ごろまで少し昼寝をしたりすることもあるでしょう。

 

ですが、長すぎたり終了時刻の遅いお昼寝は

夜間の睡眠時間が短くなってしまったり、

夜に寝る時間が遅くなってしまうそうです。

 

子供は睡眠時間を管理するというのができませんので、

親が睡眠の回数や時間をコントロールしてあげましょう。

 

 

あせらなくていい、子供でも睡眠のリズムは変えられる

 

今は子供の睡眠時間がうまく調節できずに

焦っている方もいるでしょう。

ですが心配しなくても大丈夫です。

子供の睡眠のリズムは、大人と同じで

徐々に変えることができます。

 

子供の場合はだいたい一週間前後で変わってきます。

ちなみにこれが大人になると半年もかかるそうです。

 

どのように直せばいいのかと言うと、

まず朝にちゃんと起きることから始めます。

実は早く寝るというのは

起きることよりも難しいのです。

 

眠れないのに寝るというのは大人でも難しいですよね。

それなら5分でも10分でもいいので、

少しずつ起きる時間を早くすると良いです。

 

他にもレム睡眠の時に起こすようにしてみたり、

どうしてもおうちの調節で難しければ

保育士の先生に相談するのもいいと思います。

中には、お昼寝の時間を

調節してくれたりするところもあるみたいです。

 

ちなみに睡眠の質は成長にはあまり関係ないそうです。

安心してあせらずに試してみてください。

 

 

長さだけにこだわらないで、『睡眠の質』も大切

 

お昼寝の長さが長すぎると、

心配になる気持ちはとても分かります。

 

では、睡眠の質はどうでしょうか?

時間をしっかりと寝られていても、

質が悪くてはやっぱり少し心配ですよね。

 

しっかりとした睡眠が取れているか、

いくつかポイントをあげてみます。

 

・昼間の間元気よく活動できていますか?

・食欲はありますか?

・寝起きは悪くないですか?

・自分から目を覚ましますか?

 

いかがでしょうか?

普段の健康にも通ずることですが、

これはあくまでも一例ですので、

できていないからと言って気にしすぎると

子供が不安になったり緊張してしまいますので、

気にかける程度で様子をみてあげてください。

 

 

親の寝ない心配は子供に伝わってしまう

 

子供はとても敏感な感性を持っています。

そのため、親の心配や不安、緊張は

子供も受け取ってしまいます。

 

「うちの子は寝過ぎていて心配だ」

「起きてほしいのに起きてくれない」

「思うような時間で昼寝をしてくれない」

と過度に心配していては、子供も不安になります。

 

実際に私は保育園で育ち、お昼寝の時間がありましたが、

うまく寝られないこともとても多くて

たくさん先生に怒られました。

そしていつからかお昼寝の時間に緊張してしまったり、

寝れないとどうしようと

不安に思うようになってしまいました。

 

現代は保育園で寝れなくても

怒られるというようなことはないのかもしれませんが、

おうちのお昼寝で親が同じようにしていたら、

そのように感じとってしまう可能性はあります。

 

子供は体力がある時には起きているし

疲れたらちゃんと寝てくれます。

大人と同じように、ショートスリーパーの子もいれば

ロングスリーパーの子もいます。

 

昼寝の回数と時間はある程度目安でいいのです。

 

どうしても不安になったら、

「睡眠には個人差があるから大丈夫!」

「今日は疲れてないのかも」

といったん落ち着いてみてください。

 

 

もしかして睡眠障害かも?と思ったらチェックしたいポイント

 

睡眠には個人差があるとお伝えしましたが、

それが一時的なこともあれば、

なにかしらの障害によって

うまくいっていない可能性もあります。

 

その場合は子どもの発達や睡眠に詳しい医師に

相談するといいでしょう。

アドバイスをもらえれば不安もなくなりますし、

実際に子供も良い睡眠をとれるようになります。

 

【気になった時にチェックしたいポイント】

 

・寝つきがとても悪く、

布団に入ってから1時間以上起きている

・夜中何度も目が覚めて30分以上起きている

・夜の睡眠が6時間以下と短めである

・朝に起きられないし、夜に寝れないことが多い

・日中に眠くなってしまい、日常生活にも支障が出る

・夜泣きが多く、朝起きても機嫌が悪い

 

お話ができるようになり、

自分の意思を伝えることができる年頃の子は、

自らその症状を伝えてくれることもあります。

 

【子供自身がうったえる症状】

 

・どうしても夜眠れない

・寝るまでに時間がかかる

・朝起きるのがとてもつらく、不機嫌になってしまう

・昼間に眠くなってしまう

・やりたいけどできない

 

もしこのような症状がある場合は

自己判断だけではなくて、医師に相談してみてください。

 

ちなみに私はナルコレプシーという過眠症です。

小さい頃から上記のような症状があり、

母も寝れない私に付き合って

よく睡眠不足になっていました。

きっとストレスや不安もあったことでしょう。

 

学生の頃までは居眠りをするくらいで

済んでまだ良かったのですが、

社会人になってからは、

普通の人と同じようにしたいのにできなかったり、

自分はダメ人間だとレッテルを貼り続け、

すごく苦労しました。

 

診断されたのは27歳でしたが、

今更ではありますが、小さい頃に認知していれば、

自己肯定感を下げずに済んだ場面も多かったと思います。

 

障害というのは不安かもしれませんが、

診断してもらうことにより

適切な治療を受けることができます。

 

私自身の経験ですが、睡眠障害の場合は、

生活習慣の改善や投薬により、

普通の人と変わらない生活を送ることができていますので

安心して受診してくださいね。

 

 

まとめ

睡眠は個人差が大きいもののひとつですので、

時には長時間のお昼寝になってしまっても大丈夫です。

たまには子供と一緒にお昼寝をして

リラックスするのも良いでしょう。

不安になりすぎずに、

肩の力を抜いてお過ごしくださいね。