とれんどりさーち

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選択的夫婦別姓は子供の姓はどうなるの?海外では別姓は当たり前、実は日本が少数派

選択的夫婦別姓を認めるかどうかでもめています。

 

仮に選択的夫婦別姓が認められた場合、

子供の性はどうなるのでしょうか?

「子供の名字はどうやって付けるの?」とか

 

「親子で名字が違うって困ることない?」

 

といった疑問がありますよね。

選択的夫婦別姓になったとき子供の姓はどうなるのかについて、

海外の事例を交えて紹介していきます。

 

選択的夫婦別姓において子供の姓はどうなる?

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選択的夫婦別姓になった場合、

子供の姓は両親どちらかの姓になります。

 

現在の夫婦がどちらかの片方の姓になるというのと同じことです。

 

現在のルールでは結婚時に

・配偶者もどちらかの姓になる必要があり

・子供もどちらかの姓(戸籍筆頭者)になる必要がある。

 

というものですが、

選択的夫婦別姓になった場合

 

・子供のみどちらかの姓になる、

 

となりますので、今より悪くなることはないと思いました。

 

また、子供がもし、

「違う苗字が良かった」「片方の苗字に変えたい」

 

と思った場合、

 

15歳になれば、家庭裁判所に自ら申し立てて変更することができるそうです!

 

選択的夫婦別姓は海外では当たり前?実は日本が少数派

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 選択的夫婦別姓というとなにか特別なような気がしますが

 

海外だとその方が当たり前です。

 

むしろ姓を選べずどちらかの配偶者が姓を捨てざる負えなくなる

 

日本のような制度の方が稀です。

 

日本と近いのは

タイで

 

婚姻をした女は、その夫の姓を用いなければならない。

という法律になっているのですが

2003年の憲法裁判所判例以降、婚姻した女性が姓の変更をする義務はないもの

と解釈されているようです。

 

ちなみに日本の近隣国である、


中華人民共和国

台 湾
大韓民国
朝鮮民主主義人民共和国
フィリピン
シンガポール

 

ぜんぶの国が夫婦別姓を選ぶことができます。

 

日本がいまだにこのことでもめているのが大丈夫なのか、

 

といった気持ちになりました。

 

選択的夫婦別姓についての反対意見まとめ

選択的夫婦別姓について反対意見を持つ人も 

いらっしゃいます。

 

反対意見をさくっとまとめてみました。 

・家族が別の姓を名乗ると、日本の伝統的な家族がこわれる

・家族の絆が壊れ、子供に悪影響が及ぶのではないか

・そもそも女性は好きな男性の苗字に変えたいと思うはず

 

姓がかわって精神的な家族という連帯感が

薄れるのではないかという心配があるようです。

 

女性は好きな男性の苗字に変えたいと思うはず

 

なんて意見は、単なる思い込みではないでしょうか。

いままでが、姓を変えるのが当たり前の世界線だったから、

思考停止でしたがっていただけであって、

 

苗字を変える大変な手続きも女性だけ

離婚するとなったときも苗字を変える苦労をするのは女性だけ

 

だったので、男性側からの都合のいい意見という感じがします。

 

実際の婚姻時には男性が女性側の姓に変えることもできるので

(婿養子のばあいなど)

一方的な意見のような感じがしますね。

 

選択的夫婦別姓についての丸川議員の発言は?

丸川議員は、男女共同参画担当大臣です。

以前選択的夫婦別姓について

2つの名前を使えるのは私は便利だと思ってます、

ご自身も閣議決定などの署名の際に旧姓が使えないことなど、

現実的な困りごとして望まない改姓はすべきではない

と、とらえていてくれるんだろうな、

 

と思っていたのですが、

 

選択的夫婦別姓の実現を求める意見書を採択しないよう促す文書に、

 

名前を連ねていたことに、みなさんがっかりしたようです。

 

選択的夫婦別姓のメリットとデメリット

選択的夫婦別姓のメリットとデメリットをあげてみます。

デメリット

とくになし。なぜなら、夫婦別姓を強要するものではなくあくまでも選択的夫婦別姓を選べるようになる、というものなので。

 

しいて言うなら家族が同じ名字でないことに不安を覚える可能性がある、

という心理的問題がある。

 

メリット

 

姓の変更手続きをしなくてよい

(クレジットカード・銀行・運転免許証などその他たくさん!)

 

公式書類の一貫性が保てる

 

個人情報が保護される

 

などがあります。

 

とくに!代表取締役の姓が変わる時は、大変です。

代表取締役の方が女性で姓が変わった場合、

税務署や法人で申し込んだ各種免許の登録先に対して、代表取締役の氏名や住所変更を行ったり、ありとあらゆる変更が必要になります。

印鑑証明も新しくしなければなりません。

 

女性は社長にはならない

 

といった古い観点から作られているとしか思えませんね。

こういった変更手続きを二度とやりたくないため、

離婚したけれど、二度と結婚はしないと決めている社長の方を知っています。

もちろんそんな心配をしないといけないのは女性だけですが。

 

まとめ

 

選択的夫婦別姓の現状について、海外の事例を踏まえて紹介していきました。

あくまでも選択の幅が広まるだけの選択的夫婦別姓

より生きやすい社会になってほしいものです。