とれんどりさーち

エンタメのひと時

桜餅の葉っぱは食べるべき?!しょっぱいし何故ついてるの?剥がしたらだめ?

桜餅に巻かれている葉っぱって、

やっぱり絶対に食べるべきものなんでしょうか?

 

 

でも、桜餅の葉っぱってしょっぱいし、あんまり美味しくないから、

食べるよりも剥がしたいですよね!

 

 

そもそも桜餅の葉っぱって、一体何の葉っぱなんでしょう?

 

 

そして剥がして食べる時は一体どうすれば良いもの?

 

 

今回は桜餅の葉っぱってやっぱり、食べるべきなのか、

また葉っぱの種類や葉っぱを上手く剥がす方法を詳しく解説します。

 

 

 

桜餅の葉っぱの種類はなに?

 

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桜餅に巻いてある葉っぱは、

オオシマザクラ』という種類の桜の葉っぱなんですよ!

 

 

なぜこのオオシマザクラという種類の桜の葉っぱが使われているかというと、

以下の理由があるからなんです。

 

 

・葉っぱそのものが柔らかい

 

 

オオシマザクラの葉っぱは他の種類の桜の葉っぱと比べて、

とっても柔らかいのが特徴。

 

 

そのため、桜餅を包んでも、

葉っぱごと美味しく食べられるからなんです。

 

 

確かに巻いてある葉っぱがやたらと硬いと、

桜餅ってとっても食べにくくなってしまいますよね…。

 

 

でもオオシマザクラは葉っぱがとっても柔らかいため、

葉っぱごと安心して桜餅が食べられるんですよ。

 

 

葉っぱを食べない柏餅と違って、桜餅は葉っぱも食べる、

ということを想定して作られているため、

葉っぱは食べやすい種類が使われていたんですね!

 

 

私はちなみに桜餅は大好きですが、

種類まで限定されているとは知らなかったので、

とても勉強になりました!

 

 

・葉っぱに産毛が生えていない

 

 

オオシマザクラの葉っぱを桜餅に使う理由は他にも、

葉っぱに産毛が生えていない、ということがあります。

 

 

基本的に他の種類の桜の葉っぱには、産毛は裏に生えているため、

桜餅を包むのに使ってしまうと、

舌触りがものすごく悪くなってしまうんです…。

 

 

でもオオシマザクラの葉っぱなら、

この産毛がないため、桜餅に巻いて使っても、

ちゃんと美味しく食べることが出来るんですよ!

 

 

桜の葉っぱってよく見ないから、

産毛の有無なんて気にしたことなかったですね!

 

 

産毛が生えていると確かに食べづらくなってしまうので、

だからこそオオシマザクラの葉っぱが桜餅には使われているんですよ。

 

 

・大きさがちょうど良いから

 

 

オオシマザクラの葉っぱは大き過ぎずまた小さ過ぎず、

桜餅を包むのにとてもちょうど良い大きさをしております。

 

 

やっぱり桜餅を巻くのに、大きかったり反対に、

すごく小さかったりしてはダメですからね…。

 

 

その点、オオシマザクラの葉っぱは、

最適なサイズ感なので、桜餅を包むのに使われているんですよ!

 

 

まさかサイズも適しているから、

桜餅に使われている葉っぱの種類が限定されているとは、

全然知らなかったです。

 

 

以上が桜餅に巻かれている葉っぱがオオシマザクラのものである理由!

 

 

こうしてみると、桜餅の葉っぱって本当に、

食べることをきちんと考えて種類を選んであるんですね!

 

 

桜餅好きとしてはかなり嬉しいことです。

 

 

ちなみになぜ桜の葉っぱが桜餅に巻いてあるかというと、

香りづけのためなんですよね。

 

 

桜餅特有の香りは葉っぱから出ているものなので、

香りを楽しむためにも、塩漬けされた桜の葉っぱを使っているんですよ。

 

 

桜餅の葉っぱの剥がし方。どうしても食べたくない人へ

 

 

桜餅に巻かれている葉っぱって、基本的には食べるものだけれど、

しょっぱいのがすっごい嫌な場合や、葉っぱを食べるのに、

やっぱり抵抗があるのなら、無理して食べなくてOK!

 

 

ということで続いては、

桜餅の葉っぱの正しい剥がし方を紹介していきます。

 

 

剥がし方のポイントとしては、桜餅の葉っぱの太い茎部分を持ち、

ゆっくりと剥がしていくことですね。

 

 

極力、ゆっくりと葉っぱを茎の部分を持って剥がすことで、

キレイに剥がれていきますよ。

 

 

この時、勢いよく茎部分を持って剥がそうとしてしまうと、

茎部分だけが剥がれてしまうのでくれぐれも注意してくださいね。

 

 

なるべくゆっくりと、そして丁寧に丁寧に桜の葉っぱを剥がして、

取り除いていくようにしましょう。

 

 

すると基本的にはこの剥がし方で、

桜餅から葉っぱをしっかりと取り除けます。

 

 

もし葉っぱのかけらが残ってしまったら、

それも爪で丁寧に剥がしていくと良いですよ!

 

 

桜餅の葉っぱって、ゆっくりと剥がすことで、

割と簡単に取り除けるんですよね。

 

 

そのため、ぜひ葉っぱはしょっぱくて食べたくない、

という場合には、ゆっくりと葉っぱを剥がしていきましょう。

 

 

ちなみに、同じ桜餅でも関西の桜餅である『道明寺(どうみょうじ)』は、

葉っぱがべったり巻かれているので、なかなか剥がしにくいです…。

 

 

でも関東の桜餅である『長命寺(ちょうめいじ)』なら、

葉っぱは比較的に、道明寺よりも剥がしやすいのでおすすめですよ。

 

 

もし葉っぱをなるたけキレイに剥がして桜餅を食べたい、

と思うのでしたら、道明寺ではなく長命寺の方を選ぶと良いですね。

 

 

私も長命寺を食べる時はやっぱり、

桜の葉っぱを剥がしてから食べることが多いです。

 

 

ただ個人的には道明寺の方が見た目とか食感とかも好きなんですけれどね。

 

 

道明寺の場合は長命寺とは違い、

葉っぱはやっぱり剥がしにくいため一緒に食べることが多いんですよ。

 

 

ただ、やっぱり葉っぱの茎部分が硬くて食べづらいこともあるので、

茎の部分だけを取り除いてから、食べることもあります。

 

 

いずれにしても、桜餅はやっぱり無理やりに、

葉っぱごと食べなくても全然大丈夫なので、

ぜひ葉っぱがすっごく苦手なのでしたら、剥がして食べてくださいね!

 

 

そうすれば桜餅をより美味しく食べることが出来るでしょう。

 

 

もちろん桜餅の葉っぱを剥がして食べるというのは、

別にマナー違反ではないので、

安心して葉っぱを剥がしてから食べていくと良いですよ!

 

 

まとめ

 

 

桜餅には、柔らかく産毛もなく、またサイズ感もちょうどいいため、

オオシマザクラという種類の葉っぱが使われています。

 

 

ただし桜餅に巻かれている葉っぱというのは、絶対に食べないといけない、

というものではないので、苦手なのでしたら、茎の部分を持って、

ゆっくりと剥がしていくと良いですよ。

 

 

また、同じ桜餅でも、関西の道明寺よりも、

関東の長命寺の方が葉っぱを剥がしやすいため、

葉っぱを絶対に食べたくない時は、長命寺を選ぶのがおすすめ。

 

 

葉っぱなしでも桜餅は十分美味しく食べられるので、

ぜひ食べやすくして、桜餅を堪能しましょう!